TV

甥っ子軍団おらず暇なのでMacでSDGWやり込んでいると、愚弟がなにやらTVをみている。をぉ。飛びイカ。マグロに追われて飛ぶってやつか…
と、そのうち細木先生始まる。うぅむ。先日もどっかでみたけど、「当たり前」のことをおっしゃっておられるなぁ。いや、「当たり前のことをいっていてつまらん」というのではなく、「当たり前のことをやってない人が多い」のかと痛感してるのでした。
特に「日本はあと30年でだめになる」は非常に同意。元々「工場の海外移転」には相当腹立ちを覚えていたので、「よくぞいってくれた」と思っていたりした。某車メーカによる、町工場の「金型」が発展途上国に流出した件といい、数年後の自らを弱めるばかりの昨今の「海外工場=安い」であろう。
かといって、この流れは止まらないだろう。今後どうなる?本当に。
それと、「バブルはじけて不景気で、メーカーが研究所から閉鎖した」ことをご指摘されていたのにはびっくりした。日本に居ながらにして気づかなかったかも。
そんなことしているメーカーが多いとは。まぁうちの会社もかなり研究所は絞られているようだから、閉鎖には至ってないが、近いものがあるかと…
そこで自らを省みると、やはりにたことはあったかなぁ。10年ほど前の部長が主任以上を宿泊施設に集めて、「売り上げを上げる案を出せ」を徹夜で強要したことがあったはずだ。あの結果、やらなくていいコストダウンが横行し、目先の費用だけしか回収し得ない価格が現在でも標準価格となってしまっている気がする(コストの見直しも合宿の一項目だったらしい)。
すなわち、今いる人だけが食える分しかもらわないので、今後新たに売りにすべき内容を見いだすための費用をもらわないシステムが今の我が社だ。ということで、新たな食い扶持を見いだすための資金がなく、かつ、すでに得ている食い扶持は競合他社にとられることが増えつつあり…あぁ、真っ暗。
と、占星術に柱をおいてはいるが、「常識」にも重きを置いていて、かつ「常識の柱」の方が最近目につく細木先生であった。